GLOSSARY
ADX
ADX(平均方向性指数)とは、値動きが一方向へどれだけ強く進んでいるかを0〜100で示す指標である。上昇でも下降でも、強く動いていれば数値は高くなるため、強さだけを測り、方向は示さない。
計算は、+DIと−DIの差を両者の和で割った値を一定期間で平均し、100を掛けて求める。14期間の設定では、25以上でトレンドが強い、20以下で方向感が薄いとされる目安になる。
実務では、まず水準でトレンド相場かレンジ相場かの大枠を判定し、次に傾きで強さの増減を確認する。数値が上昇していれば強まりつつあり、高値でも低下に転じれば勢いの峠と読む。方向は+DI・−DIや高値・安値の切り上げ切り下げで補う。
よくある誤解は、ADXが高いことを買いサインと受け取ることである。ADXは下降トレンドでも高くなるため、方向の判断には使えない。数値が高いのはトレンドが強いという意味であって、上げる方向を示すわけではない。