GLOSSARY
スクイーズ
スクイーズとは、ボリンジャーバンドの上下の帯が収縮し、値幅が極端に狭まった状態である。帯は20期間の移動平均を中心に±2標準偏差で描かれるため、値動きのばらつきが小さくなれば標準偏差も縮み、帯の間隔が締まる。
たとえば通常は±2%の幅で推移していた帯が±0.5%まで狭まれば、スクイーズと判断できる。収縮はボラティリティの低下を意味し、その後に大きな値動きが起こりやすいとされる。ただし、どちらへ動くかは示さない。
実務では、収縮の段階で方向を先読みせず、帯から抜けた方向を待つ。ブレイクの初動を終値と出来高の増加で確認し、抜けた方向に合わせて執行の判断に進む。収縮は次の値動きへの準備として観測する。
よくある誤解は、スクイーズが出たら大きな動きが確定するという考え方である。収縮は動きが近いことを示す予告であって、合図ではない。途中で先回りすると、逆方向へ抜けた場合に損失が拡大しやすい。